参加者が多いサイクルイベントでは、走り出した後の混雑を避けるために、何十人かごとにスタートを分けるそうです。
なんと、葵ちゃんと私の間で区切られちゃいました……。
みんな速い~。しばらくすると、一緒にスタートした人たちも見えなくなっちゃいました。
私も懸命にペダルを回しますが、ぜんぜん付いていけないし、葵ちゃんたちも見えてきません……。
第1エイドの手前で、やっとみんなと合流。すっかり息が上がってしまい、足もプルプル……。
でも、雛子さんが取ってくれた長めの休憩と、美味しい補給食でなんとか回復です。
第2エイドにも寄って、しっかり補給。
お味噌を付けて食べるおにぎりがとってもおいしい~。幸せ~。
制限時間も気になりますが、紗希さんいわく、エイドを楽しまなきゃ「何をしにここに来たんだ?」だそうです。
コースの往路は、安曇野の高原をどんどん北上していきます。
きれいな水を活かしたお米作りやワサビで知られる観光地です。
エイドの他にも、沿道にはグルメポイントがたくさん。
ブルベの聖地と同じ名前が付けられた「パリ・ブレスト」という焼き菓子も楽しめますよ~。
食べ過ぎちゃう~と喜んでいたら、登り坂が登場。
このあたりは「カロリー消費区間」だそうです。
あまりの辛さに自転車を降りて押すことに……。
葵ちゃんだって、押していいって言ってたし、大丈夫だよね!?
白馬ジャンプ競技場に設けられたエイドに到着。
やっと折り返し地点です。豚汁が美味しい~、生き返る~。
でも、まだ半分。完走できるか不安もあるけれど、みんなと一緒なら、きっと!
復路は、仁科三湖と呼ばれる青木湖、中綱湖、そして木崎湖沿いに南下していきます。
JR大糸線と並走する区間もあり、残雪の北アルプスを望みながら、爽快で非日常的なサイクリングが楽しめます。
みんなと一緒だと、美味しいのも楽しいのも倍増です。
木崎湖に面したコンビニで、地元の郷土食「縄文おやき」に舌鼓を打っていたら、大会スタッフの方に声をかけられました。
時間的にギリギリで、私たちが最後尾なんだって……。
それって、完走できないってこと!?
あづみのオータムライド、後編に続きます!