亜美のサイクリングBlog Vol.11 しまなみ海道

こんにちは、倉田亜美です。

今回私たちは一泊二日の自転車旅行をするために
「しまなみ海道」にやって来ました。
私たちチーム・フォルトゥーナ、5人揃っての
自転車旅がはじまるのです!

広島県の尾道市から、四国は愛媛県の今治市まで、
六つの大きな橋で瀬戸内海を越えていく「しまなみ海道」は、
サイクリストの聖地とも呼ばれるほどの人気コースです!
自転車好きなら一度は走ってみたいですよね。
いざ、しゅっぱーつ!

輪行すれば、遠い場所へスムーズにアクセスできるのも自転車の魅力です。
私たちは新横浜駅に集合して、新幹線で新尾道駅へ。
でも、雛子さんのチェックで私の荷物が多すぎることが判明。
ドライヤー、枕、ぬいぐるみ……みんな宅配便で送り返されちゃいました(汗)。
ちなみに紗希さんは自走(!)で現地合流です。
新尾道駅から走り出して、尾道港へ。
ここから小さなフェリーで向島へ渡ります。
いよいよ島めぐりの旅が始まります!
たくさんの島々が浮かぶ瀬戸内海。
海が陸に囲まれている風景が新鮮です。
そして、早速ひとつめの橋が登場。
向島と因島を結ぶ因島大橋です。
橋は海上高く架かっているので入り口まで登りが続きますが、自転車が走りやすいように勾配がゆるやかなのがうれしいです。
長さ1270mもある因島大橋は、クルマが走る道路の下に、自転車など軽車両用の通路があるのです。
ただ橋を渡っているだけとはいえ、自転車に乗って海を渡れちゃうって、不思議な感じがしますね~。
因島大橋を渡ってすぐに、紗希さんおすすめのグルメポイント「はっさく屋」さんへ。
はっさく大福が絶品です。おいしい~。
この先にも、ジェラート、コロッケ、塩ソフトなどなど、しまなみ海道にはたくさんのグルメ処が待っているとか。
楽しみ~。
因島でぜひ寄りたいのが大山神社。
ハンドルなどに付けることができる、サイクリスト向けの交通安全お守りがいただけるんですよ。
本日ふたつ目となる橋、生口橋です。
これを渡った生口島には、瀬戸田という賑やかな街があって、しまなみ海道随一のスイーツやコロッケが楽しめます。
私たちが泊まる旅館も瀬戸田の港近くにあるのです。
旅館に到着~。
道中は楽しいし、お風呂は気持ちいいし、ご飯もおいしいし、ここは天国だよ~。
お布団の上で恋バナ……じゃなくて、自転車ライフを語り合いました。
雛子さん、弥生さん、紗希さんは、フランスで四年に一度開催されるブルベの祭典「パリ~ブレスト~パリ」に出るのが夢なんだって教えてくれました。
その距離なんと1200km!
今の私には縁がない話かもですが、三人の話を聞いていると、とっても素敵なブルベなんだろうなあと思えました。
迎えた翌日は、天気予報が外れて、まさかの雨……。
「雨の中だけど、最後まで走っちゃうって選択肢はナシなのかな?」。
こんな私の提案を、みんな喜んで受け入れてくれました!
カッパを着て、雨天ライドスタート!
けれど、グレーチング(側溝のフタ)で滑りこけてしまった私……。
金属のフタや白線など、滑りやすい場所に注意しなければ!
しまなみ海道のハイライト、いちばん長い来島海峡大橋(なんと4105m!)が見えてくる頃には雨が上がってくれ、橋に負けないほど大きな虹が迎えてくれました。
こんな素敵なことがあるなら、雨天ライドも楽しいかも!
来島海峡大橋を渡りきって、四国に上陸。一泊二日のしまなみ海道、ちゃんと走りきれましたよ!
自転車なら、こんなに少ない荷物でも、こんなに遠くまで走れるんだって学びました。

泊まりがけのツーリングの考え方って、長距離を走る時も使えるそうです。
今回の経験を活かせば、私でももっと遠くへ行けるのかもしれません。

小さな奇跡と共に始まった私の自転車ライフは、
これからも続いていきそうです!


*紹介コースはサイクリング計画の一例です。体力や経験、天候を勘案して、ご自身に見合った走行計画を立ててください。実際の通行状況は該当自治体のホームページや道路所轄部署の情報をご確認ください。また、作中の舞台が明確に存在せず、描写が現地の実際と一致しない場合もあります。

【info】
しまなみ海道
本州側は尾道、四国側は今治を起点とする「瀬戸内しまなみ海道」は、7つの橋で瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島をつないだ道です。新尾道大橋以外のそれぞれの橋には、自転車など軽車両と歩行者のための専用道路が併設されており、海上に高くそびえるダイナミックな橋を安全に渡ることができます。サイクリング向けのオーソドックスなコースでは、新尾道大橋を渡船で回避し、それ以降の6つの橋と島を結び、距離80kmほどを走ります。島内の車道には自転車レーンであることを示すブルーラインや案内看板が整備されており、瀬戸内の多島美を迷うことなく楽しむことができます。尾道~今治を一日で走ることも可能ですが、亜美たちのように途中の島で一泊すれば、グルメ処や自転車にゆかりのある神社なども、ゆとりあるペースで巡ることができます。遠方からのアクセスは、山陽新幹線の新尾道駅、もしくは山陽本線の尾道駅が入り口となりますが、格安航空会社が就航している松山空港を利用し、四国側から走るサイクリストも大勢います。

参考地図・ルート
http://yahoo.jp/3vX5op
http://yahoo.jp/1ap0-3
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